
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症が起こり、潰瘍(ただれ)や出血を繰り返す病気です。腹痛、下痢、血便などの症状が現れ、日常生活に大きな影響を与えます。好発年齢は20~39歳位と若年層の方に集中する傾向があります。国が指定する難病の一つですが、適切な治療と生活管理によって症状をコントロールし、寛解期を長く維持することが可能です。小金井あおばクリニックでは、患者様一人ひとりの症状に寄り添い、安心して生活を送れるようサポートいたします。
これらの症状が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
小金井あおばクリニックでは、以下の診察と内視鏡検査を実施致します。潰瘍性大腸炎の診断をする際は、内視鏡検査が必須となります。内視鏡検査に対して痛そうとあまり良くないイメージを持ちご不安になられている患者様が多いですが、当院では鎮静剤を使用した消化器内科専門医による痛みを最大限に抑えた内視鏡検査を実施しておりますので、ご安心ください。
診断結果に基づき、患者様に最適な治療を提供いたします。
潰瘍性大腸炎の原因はまだ明確ではありません。そのため正しいとは限りませんが、遺伝的要因も関与し、環境因子や免疫系の変化など、複数の要因が組み合わさって発症すると考えられています。
現時点では完全な治癒は難しいですが、適切な治療と生活管理によって症状をコントロールし、寛解状態を維持することは可能です。
寛解期を維持できれば、通常の社会生活を送ることができます。小金井あおばクリニックでは、患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた治療プランを提案し、仕事や学業との両立をサポートいたします。
潰瘍性大腸炎は、他の免疫系疾患や消化器系の病気と併発することがあります。これらの併発症を防ぐためにも、定期的な健康チェックと適切な治療が重要です。
潰瘍性大腸炎の診断には、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)が必要です。大腸内を直接観察し、炎症の有無や範囲を確認します。また、必要に応じて粘膜の一部を採取し(生検)、病理検査を行います。
検査前日に下剤を服用し、大腸をきれいにする必要があります。検査当日は鎮静剤を使用して、リラックスした状態で検査を受けることができます。検査時間は約20分程度です。
当院では、できるだけ負担の少ない内視鏡検査を心がけています。鎮静剤を使用することで、ほとんどの患者様が痛みを感じることなく検査を受けることができます。
潰瘍性大腸炎の患者様は定期的に大腸カメラ検査を受けることが重要です。炎症の程度や治療の効果を確認し、必要に応じて治療方針を調整します。また、長期的に炎症が続くと大腸がんのリスクが高まるため、早期発見のための検査も重要だと考えております。
潰瘍性大腸炎の治療法には、薬物療法、栄養療法、そして場合によっては手術療法もあります。お薬は症状のコントロールや炎症の抑制に役立ちます。治療法は患者様の状態に応じて最適なものをご提案します。
軽度の運動は健康維持に役立ちますが、症状が悪化している時期には無理をしないようにしましょう。運動に関しても患者様の状態に合わせたアドバイスを行い、無理なく日常生活を送れるようサポートします。
妊娠中でも潰瘍性大腸炎の治療は可能ですが、薬の選択には注意が必要です。医師と相談し、母体と胎児に安全な治療法を選ぶことが重要です。妊娠を考えている場合は、事前に医師に相談することをお勧めします。
潰瘍性大腸炎の症状は個人差があり、軽度のものから重度のものまで多種多様です。寛解期(調子が良い状態)と活動期(調子があまり良くなく血便や下痢が継続する様な状態)が、交互に訪れることが一般的で、定期的な受診と検査で症状の進行を把握し、早期に対処することが大切です。
小金井あおばクリニックでは、潰瘍性大腸炎の専門的な診療を行い、患者様一人ひとりに寄り添った治療を提供しています。また、重篤な場合は近隣の基幹病院への紹介も可能ですので安心です。「潰瘍性大腸炎かも?」とご不安な方は小金井あおばクリニックまでお越しください。